NPO法人
かごしま子どもと自然研究所

メスティンを使い倒せ(ジュニアクラス)
2021/10/02
手はべちゃべちゃだし、粉だらけで、指が疲れるぐらいこねないといけないし
。マッチでやけどはするし、熱湯は怖いし‥‥でも、時間を経て丸くまとまってきた、耳たぶのように柔らかな生地は、弾力がありめちゃくちゃ愛おしい
。おまけに、おもしろいほど、どこまでも伸びる
。本日の森のランチは、自分で粉から打って、相棒のメスティンで茹でたてのやつを、スタッフこだわりのアゴだしスープ、鹿児島の誇るべき旬の柑橘【辺塚(へつか)だいだい】をぎゅっとしぼり、揚げ玉とネギとそえる、
手打ちうど~ん
。





『こんなふうにできてるんだ~
』という気付きは、好奇心を開くトビラ。『私にもできちゃったー
』の発見は、自信への第一歩。手仕事の間は、日常の煩わしさを忘れたり、溜まりにたまった話したいことを、互いに聞き合い受け止め合う場となり、時間となり。そんでもって、木洩れ日の中秋風に吹かれて頂くのだから、それはそれは格別
。



お店にいって300円も出せば、美味しいツルツルアツアツが食べられるご時世。でも、二時間半の手間や面倒や遠回りには、ファストフードには変えがたい、今の子どもたちには、やっぱりいいこと盛り沢山かも



