NPO法人
かごしま子どもと自然研究所
かごしま森のようちえん

『まるで絵本の世界みたい』

2021/04/24

「まるで絵本の世界みたい💕✨』4月に入ったばかりの新人スタッフ(一番大きなお姉ちゃん)が、目を輝かせてそう言った、昼下がり。14ひきシリーズの野ねずみみたいな、森の子どもたちのステキな時間を、ぜひ覗いてみてください🎵

 

かわいい10匹の野ねずみたちは、お気に入りの木の台車をロープでつなぎ、トロッコ列車を作ってピクニックに出かけた。小さな妹や弟たちは安全な荷台にちょこんと座らせてもらい、大きなお兄ちゃんたちがトロッコを押したり引っ張っていく。川沿いのみどりの小道は、なだらかな登り坂。野ねずみの兄弟たちは、歳のぐんと離れた一番年上のお姉ちゃん(新人スタッフ)に川に落ちないように見守られながら、力をあわせてえっほ、えっほと進んでいく。
タンポポが青空にむかって綿毛をとばしたり、さくらんぼの木を見つければ、一粒ずつ大切にわけて、おやつに。今日も、背の高い力持ちのお兄ちゃん野ねずみが大活躍。チョウチョが楽しそうに飛んでいるのを追いかけたり、時にシマヘビに睨まれたり、あやうくマイマイカブリに顔を近づけそうになったりと、春の森にドキドキワクワクしながら。
丘の頂上を目指して約200m。最後の坂を登りきったら、休むまもなくトロッコはゆっくりとUターンし始めた。だって、もと来た道を、今度は一気に駆け降りるんだから🎵。弟や妹たちは『早くぅ!早くぅ!』とお兄ちゃんたちを急かす。一番大きなお姉ちゃんは、ロープの緩みはないか最終点検。全員で深呼吸し声を合わせて、さあ『よーい、どんっ‼️』。勢いよく四両編成のトロッコが野ねずみの子どもたちを乗せて発車した。『ガダガダーガダガダー!』『ゴトゴトゴトゴトー!』砂利道をすべるように進む音に紛れて、弟妹たちの嬉しそうな歓声が森じゅうに響き渡る。『やっほー!』『わーい!』『お兄ちゃんがんばれー!』お兄ちゃんたちは、息をはあはあ切らせながら、お母さんの待つ広場まで、休むことなくみんなを連れて無事帰ってきた。
『あー楽しかった🎵』『また行きたいなあ』『明日もやろうね』『お兄ちゃんありがとうね』

 

いわむらかずおさんの『14匹シリーズ』にでてくる10匹の野ねずみの子どもたち。かわいいかわいい野ねずみの兄弟たちが、ここ鹿児島の森にもおりました、とさ💕